講談社学術文庫大文字版オンデマンド
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自然真営道
シリーズ:日本の古典
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商品説明
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
上に立つ者の驕りが、世の乱れを生む!
階級社会批判・エコロジー思想の先駆と称される、江戸時代の比類なき思想家による諫言の書。
江戸中期、封建社会の低層たる農民の生活を根拠としながら、独特の時代批判をものした安藤昌益。万物の根本原理を説く「大序」、孔子ら聖人の作為を暴く「私法儒書巻」、記紀の誤りを糺す「私法神書巻」、階級社会を批判し、理想社会への道標を示す「法世物語巻」「真道哲論巻」――主著のエッセンスを通して明らかになる、「土の思想家」昌益の核心。
野口武彦氏による詳細な解説に加え、管啓次郎氏によるエッセイも収録!
*本書の原本は、1971年に『日本の名著19 安藤昌益』(野口武彦責任編集)として中央公論社より刊行されました。文庫化にあたっては、中公バックス版の同名書(1984年刊)から、「自然真営道(抄)」、野口氏による解説、年譜を戴録しました。
【目次】
○エッセイ 昌益の道、土の道 管啓次郎
○自然真営道 安藤昌益
・大序
・私法儒書巻(抄)
・私法神書巻(抄)
・法世物語巻(抄)
・真道哲論巻(抄)
○解説 土の思想家 安藤昌益 野口武彦
○年譜
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著者
安藤 昌益(あんどう・しょうえき)
1706年,秋田生まれ(諸説あり)。八戸で町医者をする傍ら,著述活動を行なう。1762年没。著書に本書のほか,『統道真伝』など。
訳者・解説
野口武彦(のぐち・たけひこ)
1937年,東京生まれ。文芸評論家。神戸大学文学部教授を退官後,著述に専念。日本文学・日本思想史専攻。著書に『江戸の歴史家』,『幕末気分』,『花の忠臣蔵』など。
解説
管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。明治大学教授,詩人。著書に『本は読めないものだから心配するな』,『斜線の旅』,詩集に『犬探し/犬のパピルス』など。