講談社学術文庫大文字版オンデマンド

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中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国

鶴間 和幸 (著者)

シリーズ:中国の歴史

¥ 3,575 (本体: ¥ 3,250 + 消費税: ¥ 325)
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商品説明

◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
講談社創業100周年企画「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版。第2回配本となる第3巻は、最初の中華帝国といえる秦の始皇帝から前漢・後漢までを扱う。

戦国七雄のうち最も西方に位置する秦が初めて中国を統一、始皇帝が誕生したのは前221年。しかしわずか15年で農民反乱と楚漢の抗争を経て滅亡、劉邦の漢が成立する。新を挟み前漢と後漢の劉氏24代の漢帝国は440年も続く。なぜ始皇帝は乱世の中国統一を実現できたのか、また漢帝国の長期支配を可能にしたのは何か。

謎に満ちた古代中国の実像に『史記』『漢書』などの史書と新発見の兵馬俑や大量の竹簡文書、出土資料の解読から肉迫する。項羽と劉邦の対決、民衆蜂起、宦官・官僚・外戚の権力闘争など英雄と梟雄、人々が躍動する歴史の内幕を生き生きと描く力作。

*〔原本:2004年、講談社刊〕

【目次】
はじめに『史記』『漢書』を超えて
第1章 ファーストエンペラーの誕生
第2章 皇帝制の成立
第3章 秦楚漢の三国志
第4章 劉氏王朝の誕生
第5章 武帝の時代1 司馬遷の生きた時代
第6章 武帝の時代2 領土拡大
第7章 後宮の窓から見た帝国の行方 
第8章 民衆の世紀
第9章 自然災害と内乱の世紀
おわりに―秦漢440年のファーストエンペラーたち


著者
鶴間 和幸(つるま・かずゆき)
1950年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。茨城大学教授を経て学習院大学文学部教授。秦漢帝国の歴史や兵馬俑、始皇帝陵について現地調査を進めながら研究を続ける。主な著書に『秦漢帝国へのアプローチ』(山川出版社)、『始皇帝の地下帝国』(講談社)、『人間・始皇帝』(岩波書店)、『秦の始皇帝――伝説と史実のはざま』(吉川弘文館)などがある。本シリーズ編集委員。

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