講談社学術文庫大文字版オンデマンド
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日蓮「立正安国論」
シリーズ:仏教の古典
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商品説明
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【商品説明】
国家主義から解放し、虚心坦懐に真意に迫る。
あいつぐ異常気象・疫病・飢饉・大地震、そして承久の乱。荒廃する国土をもたらしたのは、正法が廃れ、邪法=専修念仏がはびこる仏教界の混迷である。日蓮は、社会の安穏実現をめざし、具体的な改善策を「勘文」として鎌倉幕府に提出したのが『立正安国論』である。国家主義と結びついてきた問題の書を虚心坦懐に読み、「先ず国家を祈って須らく仏法を立つべし」の真意を探る。
地震・疫病・飢饉そして承久の乱。専修念仏の流行による仏教の大衆化。国家存亡の危機にあたり、日蓮が鎌倉幕府に対して提出した社会安穏の意見書を徹底的に精査する。
【目次】
凡例
原文(漢文ならびに書き下し文)
現代語訳
各段解説
語釈
引用・参考文献一覧
解説
■
著者
日蓮(にちれん)
1222 - 1282。鎌倉時代の仏教の僧。法華経を重んじる宗派の開祖。
「立正安国論」 「開目抄」「観心本尊抄」 「報恩抄」 「撰時抄」他四百余篇を遺す。
訳者・注
佐藤弘夫(さとう・ひろお)
1953年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。東北大学大学院文学研究科教授。専門は、日本思想史。