講談社学術文庫大文字版オンデマンド

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上記の画像は文庫版(元本)のカバーです。本の内容をお伝えするために掲出しました。「大文字版オンデマンド」の表紙は、全点統一デザイン。カバーはつきません。

『孫子』の読書史 「解答のない兵法」の魅力

平田 昌司 (著者)
¥ 2,585 (本体: ¥ 2,350 + 消費税: ¥ 235)
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商品説明

◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
華々しい戦史も、将軍たちの勇壮な逸話も、ましてや必勝の極意もない小さな兵法書は、なぜ2400年にわたる世界史的ベストセラーになりえたのか?
曹操、蒋介石、毛沢東、山鹿素行、吉田松陰、旧陸海軍、公安警察、労働組合、電通、そしてイギリス軍やアメリカ軍へと読み継がれてきた歴史を辿りつつ、形篇や勢篇、行軍篇など実際のテキストを吟味し、その「魅力」の源泉に迫る!

【目次】
はじめに
中国王朝名一覧
■第一部 書物の旅路——不敗への欲望
第一章 戦いの言語化——『孫子』の原型
第二章 成立と伝承
第三章 日本の『孫子』——江戸時代末期まで
第四章 帝国と冷戦のもとで
■第二部 作品世界を読む——辞は珠玉の如し
第一章 帝王のために——『群書治要』巻三三より
第二章 形と勢——永禄三年の読み
第三章 不確定であれ——銀雀山漢墓出土竹簡「奇正」
第四章 集団と自然条件——西夏語訳『孫子』より
おわりに
参考文献
学術文庫版へのあとがき



平田 昌司(ひらた しょうじ)
1955年,島根県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中国語学中国文学専攻中退。中国語学研究家。著書に『徽州方言研究』(編著)などがある。

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